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有吉道夫名局集を並べました

ツイッターでちょこちょこ言ってたのをやっと終わりました。
いつの日だったか先生に質問しまして。
「名人経験者の棋譜集は並べるのは当たり前として引退棋士シリーズはどうですかね?」
「有吉先生の将棋は手厚くてなろりんさんの勉強になるんじゃないでしょうかねぇ」
と言われまして購入。シコシコ並べてました。

有吉道夫といえば「玉頭位取り」
好きな戦法ではあるんですが採用して幸せになった記憶がないw
組み上げるまでに苦労が多くて中終盤になっても穴熊のような明快さはないので横からびしびし食らいつかれて負けますwまあ私の話のそれはおいといて。
玉頭位取りマニアには必須アイテムです。第2局の対升田戦は強すぎますw
とても良かったです。というのは有吉先生の将棋が基本的に
「固めてガンガン」です。
現代将棋で重要な要素の一つ。
もう一つは
「勝てばいい」的なものがあること。
悪い意味ではありません。ところどころに詰みを逃した将棋も出てきます。ですが説明には
「実戦の残り時間は30分、詰むかどうか分からない順に時間は割けず、勝ちと読んでいた本譜の順を薦めた」
「ようだが実戦ではこう打つのがわかりやすい勝ち方だ」
など。谷川先生の全集では「詰みがあれば詰まさないといけない」と表現されそうなところです??
アマの大会では悪手の応酬、詰み逃し連発。日常茶飯事です。美学もなにもありません。
わかりやすい勝ち方、逆転されにくい指し方がおおいに参考になると思います。
「将棋が好き」
有吉先生の将棋がほんとうに好きで強いおじいちゃんです。
巻頭のインタビューに特にたくさん溢れていますw
正直なところこんな大棋士がC2で降級するまでなぜ指し続けるのかなぁ。と思ってたときもありました。(ごめんなさい)
でもその見方は間違いだとわかりました。有名な対高崎四段戦を並べたら感動の嵐です。
マジで強すぎます。玉頭位取り&23桂!
「跳んできたタダの桂馬を取れないようでは震えていると思われる。そんな将棋は指す気がしない。取らねばならない」
「負けることを恐れて震えるぐらいなら今日まで将棋を続けていない」
格好よすぎてシビれます!

ぜひ買って並べてほしいです。特に第3部の勝局解説編がオススメ!
有吉道夫名局集 (名局集シリーズ)有吉道夫名局集 (名局集シリーズ)
(2012/09/13)
有吉 道夫

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久保の石田流

貯まっている将棋本を消化しないと・・・久保の石田流を消化しました。
石田流は指してないし指す予定もないので自分としては対石田流として読んだ感じですか。

第1章 石田流の入り口 
第2章 升田式石田流の基礎知識
第3章 早石田定跡
第4章 鈴木流急戦
第5章 久保流急戦
第6章 その他の石田流 ・後手の棒金戦法・後手の左美濃・後手の居飛車穴熊・4手目△5四歩
第7章 後手の石田流 ・後手の石田流・2手目△3二飛戦法
第8章 最新の石田流
第9章 実戦編 参考棋譜

という構成です。将棋講座の連載に手を加えて本にしたものです。
主な石田流対策は全て網羅して一冊になってますので深い手順はあまりないですね。
石田流ってなんぞや?って人やこれで道場初段を目指すには十分な量です。
2章の升田式がしっかり解説してあるのは非常にいいと思います。「わからん殺し」の手順が多いので必読です。
6章の左美濃、7章の32飛車戦法の解説量が少々さみしい気もしますがページ数の都合上しかたないですかね。
実戦で遭遇して不足を感じてきたら特化した書籍を買い足していくのがいいかと思います。
同7章の後手の石田流対策は居飛車必読。
指す人は当然、居飛車もよく遭遇する石田流、指すショーは一人一冊。
現代石田流の全体を把握できるいい本だと思います。
久保の石田流久保の石田流
(2011/03/24)
久保 利明

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南の右玉を読みました。

ショップとリンクの第一弾です(超笑
目次だけではなくちゃんと並べ終わりましたのでそれなりに参考になると思います。よろしくお願いします。
「~の~」シリーズですね。南先生といえば「矢倉」「地蔵流」なんてキーワードで王道というイメージなんですが近年は最新研究についていくのはつらいのかこのような変わった戦法を採用しておられます。
他の意見を見てみたら「総譜がない」「題名は右玉だが少ない」という感じです。その通りです。
題名は難しいとこですが「南の後手番総合戦法」ですか?w
ざっくり読んでみますとこの戦法は「後手であと出し戦法」です。
角道を止めて右の端歩をついて様子を見て主に右玉、振り飛車、袖飛車と変化します。
そんな将棋の南先生の中盤までの自戦記(戦法の紹介)ですね。
よってほとんど「これにて必勝」ではなく難しい形成(アマでは形勢不明でしょう)で終わっています。

私自身はアマ有段の「指す将」です。経験から
①角道を止めると飛車先を25歩と決めてくることは多いです
(プロと違い相手の得意戦法とかわからないですから)
②角道止めるので一発ドッカン奇襲戦法をくらいにくい。
③相手の得意形を避けつつ自分の形は選択できる
のがセールスポイント。
しかし力将棋になり、居飛車も振り飛車も攻めも受けも総合力がないと勝ちにくい。
そう、南先生くらい強くないとw
戦法の力で白星がかせげる種類ではないのでそういう方はむいてない本ですね。
なんちゃって真似して指した感はマンネリがこないですね。
これ一本で後手番も楽しいです。
いろいろ書きましたが後手番の戦法をさがしている方に特にススメます。

南の右玉南の右玉
(2011/09/21)
南 芳一

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